新年あけましておめでとうございます。
2022年がスタートしました。
今年はいつもとは違う緊張感をもって新年を迎えております。
理由は二つ。
一つはコンサルティングで支援させていただいているクライアントさんの成果にこだわりたい。
もう一つは一人息子の大学受験ですね。
仕事と家庭、女性としては表面的には相反する領域ですが、
私の基本的なスタンスには共通点があります。
それは、どちらも『成長』に関わり、傍らで『見守る』ということです。
人や会社が大きく成果を出すには、
『自分の頭で考え、決断し、行動する』ことが絶対的に必要です。
息子が中学に入学したときに、
校長先生に開口一番言われたことが
「子離れしてください」でした。
『親が手を出すこと=子供の成長チャンスを奪うこと』だと言われました。
子供の成長と会社の成長は次元が異なるものの、
創業期から成長期の会社ステージにおいては、
共通点は少なくはないでしょう。
社長が社員に
「あーしろ、こーしろ」
と指示ばかり出していては、
その社員さんは自分で考えようとせず、
自分で考えるチャンスを奪われ、
一向に自発的に行動するようにならないでしょう。
ひまわりの成長に関する実験でこんなことがあったようです。
ひまわりってぐんぐんお日様に向かって伸びていきますよね。
ひまわりにヘリウム風船をつけて上に引っ張ったら大きく育つのか?
答えは・・・
NO
でした。
通常のひまわりより小さく、やがて枯れて行ってしまったようです。
人も同じですよね。
一人で成長できるのに、
無理やり首根っこつかんで成長させようとしても、
成長しないし、
それどころか、
成長のチャンスが阻害され、
やがて自分で考えて行動することすらできなくなってしまう。
手を出すのは簡単で、見守る方が難しいことなのだと思います。
「自分でやった方が早い」
この考え方は気をつけたいですね。
私も、今年は、
スタッフに任せる仕事を増やし、
自分は新しいことにどんどん挑戦していきたいと思います。
自分自身とスタッフとクライアントの成長を信じて!
成長の先に成果がある。
2022年が、皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。